プロフィールの自己PR欄を前に、30分フリーズする──入会直後のあるあるです。自分の良さを自分で書くのは、誰にとっても難しい。
この記事の結論
- 自己PRの基本は4ブロック構成です。人柄・仕事・休日の過ごし方・結婚後のイメージの順に書きます。
- 抽象的な形容詞ではなく、生活の具体を書いてください。「休日は近所のパン屋を巡っています」のような一文が効きます。
- 書き上げたら必ず第三者に見せてください。自分の魅力は自分にとって当たり前すぎて、書き漏らします。
この記事では、私が添削で実際に使っている「書き方の型」と例文を公開します。コピペではなく、型に自分の中身を流し込んで使ってください。
基本の型:4ブロック構成
自己PRは、次の4ブロックを各2〜3文で書けば完成します(計300〜400字)。
- 挨拶と人柄の一言──「はじめまして。プロフィールをご覧いただきありがとうございます。」+性格の要約1文
- 仕事──何をしているか+向き合い方(1〜2文。専門用語なし)
- 休日と生活──ここが本丸。生活の画が浮かぶ具体を
- 結婚観と締め──どんな家庭を築きたいか+前向きな結び
そのまま使える例文(性格別)
例文A:穏やか・聞き上手タイプ
「はじめまして。ご覧いただきありがとうございます。周りからは『一緒にいると落ち着く』と言われることが多い、聞き役タイプです。仕事は医療系の事務をしており、コツコツ積み重ねることが得意です。休日は近所のパン屋さんで朝食を買って、コーヒーを淹れてゆっくり過ごすのが定番です。天気のいい日は鴨川沿いを散歩することも。結婚後は、その日にあったことを何気なく話し合えるような、穏やかであたたかい家庭を築きたいです。まずは気軽にお話しできたら嬉しいです。」
例文B:明るい・行動派タイプ
「はじめまして!プロフィールを開いていただきありがとうございます。じっとしているのが苦手で、休日は思い立って近場の温泉や道の駅までドライブに出かけるタイプです。仕事はメーカーで営業をしており、人と話すことが好きでこの仕事を選びました。おいしいお店を見つけるのが得意なので、お付き合いすることになったら、ぜひ一緒に開拓しましょう。笑いの絶えない、友達のようでいて支え合える夫婦になれたらと思っています。」
例文C:口下手・慎重派タイプ(隠さず武器にする)
「はじめまして。ご覧いただきありがとうございます。初対面では口数が多いほうではありませんが、その分、相手の話をじっくり聞いて、一度築いた関係を大切にする性格です。仕事はシステム開発で、10年間同じ会社で働いています。休日は料理が息抜きで、最近は出汁から取る味噌汁に凝っています。結婚後は、静かでも安心感のある、長くつづく関係を育てたいです。ゆっくりお互いを知っていけたら嬉しいです。」
ポイント:口下手を隠すのではなく、「聞ける人・続く人」に変換して先に言う。これで初対面の沈黙も「プロフィール通りの誠実な人」に変わります。
職業別・仕事ブロックの書き換え例
- 公務員:「市役所で窓口業務をしています。困っている方に『ありがとう』と言われる瞬間がやりがいです」
- 看護師:「病院で働いています。不規則な勤務ですが、休みの日の切り替えは得意で、心と体の健康管理には自信があります」
- エンジニア:「通販サイトの裏側の仕組みを作る仕事です。地道な作業をコツコツ改善していくのが性に合っています」
- 自営業:「実家の工務店を継いで8年目です。お客様と長い付き合いになる仕事なので、信頼を大事にしています」
職業別の戦略全体は職業別婚活戦略の記事で詳しく書いています。
NG例と直し方
NG1:実績の履歴書化
「◯◯大学卒業後、◯◯株式会社に入社し、現在は主任として──」→ 経歴はプロフィール項目にあります。文章では人柄と生活を。
NG2:謙遜の暴走
「こんな私ですが」「大したことないのですが」→ 謙遜のつもりが、自信のなさとして伝わります。事実を淡々と、が正解。
NG3:要求リスト化
「タバコを吸わない方、価値観の合う方、家事を分担してくれる方を希望します」→ 希望条件の羅列は読み手を採点される気分にさせます。希望は1個まで、それも柔らかく(「一緒に家事を楽しめたら嬉しいです」)。
NG4:ネガティブの置き土産
「アプリで疲れて相談所に来ました」→ 事実でも、初対面の文章に置く必要はありません。過去より、これからの話を。
書き上げたら:第三者の目を必ず通す
自己PRの最大の罠は、自分では良し悪しが判断できないことです。あなたの魅力はあなたにとって当たり前すぎて、書き漏れます。ことことの無料プロフィール添削は、入会前でもLINEで使えます。この記事の型で書いた文章を送っていただければ、仲人の目で「もったいない箇所」をお返しします。
よくある質問
Q. 長さはどのくらいがベストですか?
300〜450字。短すぎると熱量を疑われ、600字を超えると読まれません。スマホ画面で2スクロール以内が目安です。
Q. 例文をそのまま使ってもバレませんか?
型は共有財産ですが、具体(パン屋・味噌汁・道の駅)だけは必ずあなた自身のものに差し替えてください。お見合いで話が続かなくなるのは、書いた具体が借り物のときです。
自己PRを書く前の「棚卸し」3ステップ
いきなり書き始めると手が止まります。次の順で材料を集めてください。
1. 直近1ヶ月の行動を書き出す
休日に何をしたか、平日の夜は何をしていたか。10個ほど並べると、そこにあなたの生活が現れます。「趣味は?」より、この方法のほうが具体が出ます。
2. 人から言われたことを思い出す
「落ち着いてるね」「よく気がつくね」——他人の評価は、自分では気づけない魅力の宝庫です。3つ集めてください。
3. 結婚後にしたいことを1つ決める
壮大な理想でなくていいのです。「休日の朝に一緒にコーヒーを飲みたい」——この具体が、文章に温度を与えます。
文章の推敲チェックリスト
書き上げたら、次の項目で確認してください。
- □ 300〜450字に収まっているか
- □ 「こんな私ですが」など卑下する表現がないか
- □ 希望条件の羅列になっていないか
- □ 生活の具体が最低2つ入っているか
- □ 読んだ人が「会って何を話すか」を想像できるか
- □ 声に出して読んで、不自然な箇所がないか
最後の音読は特に有効です。書き言葉として整っていても、話し言葉として不自然な文章は、お見合いでのギャップを生みます。
プロフィールは「育てる」もの
一度書いて終わりにしないでください。活動しながら、次のタイミングで見直します。
- 1ヶ月後——申込への反応を見て、写真か文章のどちらに課題があるか判断
- 3ヶ月後——お見合いで実際に話した内容を反映(受けが良かった話題を文章に追加)
- 季節の変わり目——季節感のある記述を更新すると、活動中の会員という印象になります
よくある質問(追加)
例文をそのまま使ってもいいですか?
型は使って構いませんが、具体(店名、習慣、エピソード)は必ず自分のものに置き換えてください。借り物の具体は、お見合いで話が続かなくなります。
誰かに見てもらうべきですか?
必ず第三者の目を通してください。自分の魅力は自分にとって当たり前すぎて、書き漏れます。無料添削は入会前でも利用できます。
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