結婚相談所を検討し始めると、大手からオンライン型、個人経営まで無数の選択肢が出てきて、選び方が分からなくなります。
相談所を営む私が言うのも変ですが、相談所選びを間違えると、数十万円と1年を失います。だからこそ、業界の中の人間として「入会前にここを見てください」という基準を7つ、本音で書きます。
基準1:検索できる会員数(=連盟)を確認する
相談所の看板より先に、どの連盟(ネットワーク)に加盟しているかを確認してください。あなたが出会えるのは連盟の会員全体で、相談所単体の規模はほぼ関係ありません。国内最大級はIBJ(日本結婚相談所連盟)。仕組みはIBJの解説記事に書きました。
基準2:料金の「総額」と「追加費用の有無」
見るべきは月会費の安さではなく、1年活動した場合の総額と、お見合い料など活動連動の費用があるかです。お見合い料が1件1万円かかる相談所だと、積極的に動くほど総額が膨らみ、活動をためらう心理が働きます。相場観は費用の記事と京都の料金相場記事でどうぞ。
基準3:「成婚」の定義
成婚率90%のような数字を掲げる相談所を見たら、まず定義を聞いてください。「交際成立=成婚」とカウントする社と「婚約=成婚」の社では、数字の意味がまるで違います。定義の確認だけで、誠実な相談所かどうかがかなり分かります。詳しくは成婚率のカラクリの記事で。
基準4:担当者は最初から最後まで同じ人か
大手で多いトラブルが「入会担当は感じが良かったのに、活動担当は別人で放置された」というもの。入会前の面談相手が、活動中もあなたを担当するのかは必ず確認を。担当1人あたりの会員数(50名以下が目安)も聞ける範囲で聞いてください。
基準5:サポートの「具体性」
「手厚くサポートします」は誰でも言えます。確認すべきは中身の具体です。
- プロフィール文は誰が書くのか(テンプレ流し込みか、対話して作るのか)
- お見合いの日程調整・会場予約は誰がやるのか
- 交際中の相談はどの手段で、何時まで受けてくれるのか
- 断られたときのフィードバックはあるのか
基準6:あなたの条件での「実数」を見せてくれるか
無料相談で「私の条件だと対象は何人ですか?」と聞いて、システムの実データで答えてくれるかどうか。ここで曖昧な精神論しか返ってこない相談所は、入会後のサポートも感覚頼みです。
基準7:担当者との相性(最重要)
最後は結局これです。婚活は、うまくいかない時期に本音を吐ける相手がいるかで結果が変わります。「この人に、断られた夜の弱音を言えるか」──無料相談で感じたその直感は、料金表よりも正確な判断材料です。年齢・性別・経歴込みで「話しやすい人」を選んでください。
タイプ別・向いている相談所
- 自走できる・費用最優先 → オンライン完結型
- ブランド・店舗の安心感重視 → 大手仲人型(担当の質は店舗次第なので基準4を厳しめに)
- 伴走の濃さ重視・地元で活動 → 地域密着の個人仲人型(ことこともここです。相性は無料相談でお確かめください)
よくある質問
Q. 無料相談は何社くらい回るべきですか?
2〜3社が現実的です。1社だけだと比較軸が持てず、5社回ると疲れて判断が鈍ります。比較用の質問リストは無料相談の記事に10個用意してあります。
Q. 口コミサイトやランキングは信用できますか?
参考程度に。上位表示は広告費の影響を受けますし、良い口コミも悪い口コミも極端な体験に偏ります。最終判断は必ず自分の無料相談の体感で。
Q. 入会後に「合わない」と気づいたら?
中途解約は特定商取引法で守られており、クーリングオフ(8日以内)も使えます。解約条件を入会前に書面で確認できない相談所は、その時点で候補から外してください。
無料相談を「面接」として使う
7つの基準を持って無料相談に臨むとき、意識を切り替えてください。あなたは審査される側ではなく、相談所を面接する側です。
この意識があると、質問が自然に出てきます。逆に「入会させてもらう」という気持ちで行くと、営業トークを聞いて帰るだけになります。
面接で見るべき「3つの態度」
- あなたの話を聞く時間の長さ——30分の相談で、あなたが話した時間はどのくらいでしたか。半分以下なら、その相談所は説明に来たのであって、あなたを知りに来たのではありません
- デメリットを言うか——「向いていないかもしれません」と言える相談所は信用できます。全肯定は営業のサインです
- その場で決めさせようとしないか——「今日決めれば割引」の類が繰り返されるなら、入会後もあなたの意思より営業が優先されます
比較検討中に陥りやすい3つの罠
罠1:ランキングサイトを鵜呑みにする
上位表示は広告費の影響を受けます。参考程度に留め、最終判断は自分の無料相談の体感で行ってください。
罠2:料金の安さだけで決める
月会費が3,000円安くても、活動期間が半年延びれば損です。総額は月会費×期間で決まることを忘れないでください。
罠3:5社以上回る
比較しすぎると判断が鈍り、決められなくなります。2〜3社が現実的な上限です。
入会を決めた後、最初の1ヶ月にやること
相談所選びと同じくらい大事なのが、入会直後の動きです。ここで手を抜くと、どんなに良い相談所を選んでも結果は出ません。
- 写真を撮り直す——最優先。スタジオ予約は入会と同時に
- プロフィール文を仲人と作る——自分だけで書かない。第三者の目が入ることに価値があります
- 初月から月20〜30件申し込む——様子見の月を作らない
- 1ヶ月後に数字を振り返る——申込数・成立率を仲人と確認する習慣をここで作ります
よくある質問(追加)
入会を断られることはありますか?
必要書類が揃わない場合(独身証明書が取得できない等)は入会できません。また、相談所の方針と合わないと判断される場合もあります。
複数社に同時に相談してもいいですか?
問題ありません。むしろ比較のためには推奨されます。各社に「他社も検討中です」と伝えて構いません。
相談だけして入会しないのは失礼ですか?
まったく失礼ではありません。無料相談は判断材料を集める場です。当相談所でも「今日は決めずに帰ります」を歓迎しています。
そのプロフィール、
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