結婚相談所の「申し受け」とは?返事の期限・断り方・受けるべきか迷ったときの判断軸

結婚相談所の「申し受け」とは?返事の期限・断り方・受けるべきか迷ったときの判断軸 婚活コラム

活動を始めると、自分から申し込むだけでなく、相手から申し込まれる「申し受け」が届きます。最初の申し受けが来た日は、嬉しさ半分、戸惑い半分──「この方、どうしよう?」と手が止まる方がとても多い。

この記事の結論

  • 申し受けとは、相手からお見合いを申し込まれた状態のことです。承諾か辞退を選びます。
  • 返事は3日以内を自分ルールにしてください。放置は相手の時間を奪い、あなたの評価にも影響します。
  • 迷ったときは「減点」ではなく「一点加点」で見る。一点でも興味を持てるなら会ってみる価値があります。

申し受けの仕組みと、返事の考え方を整理します。

申し受けの基本ルール

  • 返事には期限があります──IBJのシステム上、一定期間内に可否を回答する必要があり、放置は自動的に不成立(実質お断り)として処理されます
  • 断っても相手に直接の通知文はいきません──システム上で不成立となるだけ。あなたが謝罪文を書く必要はありません
  • 断った相手から再申し込みは基本できません──つまり、断る判断は一度きりの判断です

返事は「3日以内」を自分ルールに

期限いっぱいまで悩む方がいますが、おすすめは受信から3日以内の返事です。理由は2つ。第一に、相手はあなたの返事を待つ間、活動が半分止まっています。誠実さは速度に宿ります。第二に、長く悩んだ末の結論は、初日の直感とほぼ変わらないから。3日で決まらない迷いは、7日あっても決まりません。

迷ったときの判断軸:「減点」ではなく「一点加点」で見る

申し受けのプロフィールを見るとき、多くの人は無意識に減点方式で見ます。「年齢が少し上」「写真がいまいち」「年収が…」──これでは誰も残りません。

おすすめは一点加点方式。「この人と会って、ひとつでも楽しめそうな話題はあるか?」だけを見る。趣味が一つ重なる、地元が近い、文章が丁寧──何か一つ引っかかれば、会う価値があります。お見合いは婚約ではなく、1時間の対話です。会ってから始まった縁の実例は山ほどあります。

「全部断ってしまう」あなたへ

申し受けをほぼ自動的に断り続ける方がいます。心当たりがあるなら、一度立ち止まってください。成立率の記事でも書いた通り、申し受けは出会いの半分。そこを閉じたまま「出会いがない」と悩むのは、片方のドアを自分で施錠している状態です。

断り続ける根っこには、たいてい「理想の人からの申し込みを待つ」心理があります。でも、あなたが理想の人に申し込むように、あなたを理想と思った人があなたに申し込んでいる。その対称性に気づくと、申し受けの見え方が変わります。

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断ると決めたら:罪悪感の手放し方

断る判断に罪悪感を抱く優しい方へ。覚えておいてほしいのは、早く明確に断ることは、相手の時間を守る誠実さだということです。曖昧な保留こそが、相手の活動を止める一番の不誠実。システムが淡々と処理してくれる仕組みに、感謝して乗ってください。

よくある質問

Q. 申し受けが全然来ません。私に魅力がないのでしょうか

申し受けの量は魅力ではなく、プロフィールの「見つかりやすさ」と「写真の印象」でほぼ決まります。検索に引っかかる条件設定と写真の質を先に疑ってください。写真の記事無料添削が処方箋です。

Q. 明らかに条件が合わない方からの申し受けはどう断れば?

システム上で「お断り」を選ぶだけです。理由の記入も、謝罪も不要。それがルールとして共有されている世界なので、気に病む必要はありません。

Q. 申し受けを受けた場合と、自分から申し込んだ場合で、その後の進み方は違いますか?

お見合い以降の流れは全く同じです。ちなみに現場感覚では、「申し受けから始まった縁」の成婚も非常に多い。入口がどちらかは、結末と関係ありません。

申し受けの通知が来たら、まず見る3つの箇所

限られた時間で判断するために、見る順番を固定しておくと迷いません。

1. プロフィール文の「生活が見える記述」

条件欄より先に、自己PRの文章を読んでください。休日の過ごし方や価値観に具体が書かれている方は、実際に会っても会話が具体的です。逆にテンプレートのままの文章は、活動への熱量が低いサインであることが多い。

2. あなたの居住地・年齢が、相手の希望範囲に入っているか

入っていれば「条件を確認したうえで、あなたに申し込んだ」ということです。無差別に大量申し込みをしている相手と、意図をもって選んでくれた相手は、この一点で見分けられます。

3. 写真から伝わる「一緒にいる空気」

顔の造作ではなく、表情と清潔感です。笑顔があるか、身だしなみが整っているか。この2点は、実際に会ったときの印象とかなり相関します。

迷ったときの「10分ルール」

申し受けの判断に時間をかけすぎる方へ、実務的な提案です。プロフィールを見る時間を10分に区切ってください。10分で「一点でも興味を持てる箇所があったか」を自問し、あればお受けする。なければお断りする。

この方式をおすすめする理由は、長考しても判断の質が上がらないからです。むしろ考えるほど減点材料を探し始め、結果的に全員を断ることになります。会って確かめるほうが、10倍速く、10倍正確です。

申し受けを増やすためにできること

「そもそも申し受けが来ない」という方は、次の3点を確認してください。

  • 検索に引っかかる設定になっているか——希望条件を狭くしすぎると、相手の検索結果にあなたが出てきません
  • 写真が1年以内のものか——古い写真、スマホの自撮りは申し受けが激減します(写真の記事)
  • ログイン頻度——活動が止まって見える会員は敬遠されます。毎日1分でも開いてください

よくある質問(追加)

申し受けを保留にしておくことはできますか?

システム上の期限までは保留状態になりますが、期限を過ぎると自動的に不成立になります。保留は相手の活動を止めるので、早めの回答をおすすめします。

申し受けた相手に、こちらから質問することはできますか?

お見合い成立前の個別のやり取りはできません。ただし、どうしても確認したいことがあれば仲人経由で照会できる場合があります。まずは担当仲人にご相談ください。

断った相手と、後で気が変わって会うことはできますか?

原則としてできません。一度の判断が最終になるため、迷った場合は「会う」に倒すことをおすすめしています。

申し受けから成婚に至った縁の共通点

現場で見ていて興味深いのは、申し受けから始まった縁の成婚率が、自分から申し込んだ縁と遜色ないことです。むしろ「自分では選ばなかったタイプだったが、会ってみたら合った」というケースが目立ちます。

理由を考えると、自分の検索条件は過去の経験と思い込みでできているからです。条件で絞ると、自分が知っている範囲の人しか出てきません。一方、申し受けは相手があなたを選んだ結果なので、自分の想定の外側から届きます。この「外側」に良縁が潜んでいることが、実は少なくありません。

申し受けの返事を仲人に相談するとき

迷ったら、次のように聞いてください。

「この方、正直ピンと来ていないのですが、会う価値はありそうですか?」

仲人は相手の相談所とのやり取りや、プロフィールに書かれていない情報を持っていることがあります。第三者の視点が入るだけで、判断の質は上がります。ことことではLINEで気軽に聞いていただいて構いません。判断を丸投げするのではなく、材料を増やしてから自分で決める——この使い方が最も成果につながります。

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この記事を書いた人
結婚相談所ことこと 代表カウンセラー 長谷川耀

長谷川 耀 はせがわ ひかる

結婚相談所ことこと 代表カウンセラー

IBJ(日本結婚相談所連盟)正規加盟店 代表北海道大学大学院修了(旧帝国大学)元塾講師・指導歴10年マッチングアプリ婚の経験者

北海道札幌市出身。北海道大学大学院修了後、前職では塾講師として10年間、1,000人以上の目標達成に伴走。自身もマッチングアプリでの婚活を経て結婚した経験を持つ。「心を言葉に換える」を信条に、京都駅徒歩7分の相談室で京都・滋賀の婚活を支援中。お見合い料0円・24時間LINEサポートが特徴。

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