結婚相談所を比較していると、料金の幅の広さに驚くはずです。年間15万円で活動できるところもあれば、70万円かかるところもある。同じ「結婚相談所」で、なぜ4倍以上の差が生まれるのか。
この記事の結論
- 大手仲人型・個人仲人型・オンライン型で、1年総額は30〜70万円と2倍以上の差があります。
- 料金差の正体は「人の時間」です。プロフィール作成・日程調整・断りの連絡を誰がやるかで決まります。
- 見落とすと総額が狂うのはお見合い料です。月2件×1年で1件8,800円なら年間21万円。初期費用を超えます。
業界の中の人間として、料金の構造を包み隠さず解説します。
タイプ別・料金の全体像
| タイプ | 初期費用 | 月会費 | お見合い料 | 成婚料 | 1年総額 |
|---|---|---|---|---|---|
| 大手仲人型 | 10〜20万円 | 1.5〜2.5万円 | 0〜1万円/件 | 20〜30万円 | 50〜70万円 |
| 個人仲人型 | 5〜15万円 | 0.5〜1.5万円 | 0〜1万円/件 | 15〜25万円 | 30〜50万円 |
| オンライン型 | 0〜3万円 | 1〜1.7万円 | 0円 | 0〜20万円 | 15〜35万円 |
※ 実際に調査した金額は京都・滋賀20社47プランの料金調査をご覧ください。
① 大手仲人型(全国チェーン)
- 初期費用:100,000〜200,000円
- 月会費:15,000〜25,000円
- 成婚料:200,000〜300,000円
- お見合い料:1件5,000〜10,000円かかる社も
- 1年総額の目安:50〜70万円
② 個人仲人型(地域密着)
- 初期費用:50,000〜150,000円
- 月会費:5,000〜15,000円
- 成婚料:150,000〜250,000円
- 1年総額の目安:30〜50万円
③ オンライン完結型
- 初期費用:0〜30,000円
- 月会費:10,000〜17,000円
- 成婚料:0〜200,000円
- 1年総額の目安:15〜35万円
参考として、当相談所(個人仲人型)は初期55,000円+月会費11,000円+成婚料220,000円、お見合い料0円で、1年成婚なら総額407,000円です。
料金差の正体は「人の時間」です
同じIBJ連盟に加盟していれば、検索できる会員は同じです。では何が値段を分けるのか。答えは、あなた一人にかける人の時間です。
- 大手の高さ——店舗コスト、広告費、分業体制の人件費が価格に乗ります。知名度と店舗の安心感を買う構造です
- オンライン型の安さ——人の伴走を仕組み(動画・チャット・自動化)に置き換えた結果です
- 個人仲人型——店舗と広告を最小化し、浮いた分を伴走時間に回す構造です
どれが正解かではなく、あなたが人の時間をどれだけ必要とするかで適正価格帯が決まります。プロフィールも会話も自力で改善できる方が高額な伴走型に入るのは過剰投資。逆に、自力で結果が出なかった方が安さだけで選ぶと、同じ場所で足踏みします。
見落とすと総額が狂う「隠れ費用」
料金表の外にある費用こそが、総額を決めます。契約前に必ず確認してください。
- □ お見合い料——1件5,000〜10,000円の社も。月2件なら年12〜24万円の差になります
- □ 指定スタジオでの写真撮影料
- □ パーティー・セミナーの別料金
- □ 休会中の月会費の扱い
- □ 中途解約時の違約金・返金条件
特にお見合い料は要注意です。活動すればするほど費用が増える設計だと、「今月は控えよう」という心理が働きます。これは婚活において最も避けたい状態です。当相談所がお見合い料を0円にしているのは、この心理的ブレーキを外すためです。
実際に20社の料金を調べました
京都・滋賀の結婚相談所20社47プランの料金を、公式情報から1件ずつ確認して一覧にしています。1年総額のランキング、20代限定プランの比較、出典URLもすべて公開。
料金調査の結果を見る総額を最も抑える方法は「期間短縮」
月会費型のサービスでは、活動が長引くほど総額が膨らみます。つまり総額を抑える最大の方法は、活動期間を短くすることです。
そして期間を短くする最短ルートは、初期の準備(写真・プロフィール)に投資して初速を上げること。写真を撮り直す2〜3万円をケチって半年活動が伸びれば、月会費だけで6〜15万円の損です。この計算を、入会時に必ずお伝えしています。
タイプ別・こんな人に向いている
- 大手——ブランドと店舗の安心感を重視する方。ただし担当者1人あたりの会員数は必ず確認を
- 個人仲人型——伴走の濃さを求める方。担当者との相性が全てなので無料相談で見極めを
- オンライン型——自走できる方、費用最優先の方
選び方の詳細は結婚相談所の選び方7つの基準、京都の相場は京都の料金相場の記事にまとめています。
よくある質問
安い相談所は質が低いのですか?
一概には言えません。ただし「初期費用が極端に安く、成婚料もない」構造の場合、収益源が月会費のみ=在籍が長引くほど儲かる設計になっていないか、冷静に見てください。成婚料は、相談所の利害をあなたの成婚に一致させる装置でもあります。
成婚しなかった場合、いくら損しますか?
総額から成婚料を引いた金額が、リスクの上限です。当相談所なら1年活動で187,000円。上限が計算できる料金体系かどうかは、入会前に必ず確認すべき点です。
分割払いはできますか?
相談所により異なります。当相談所では初期費用・月会費のクレジットカード決済に対応し、成婚料の分割もご相談可能です。詳しくは料金プランをご覧ください。
「安い」の中身を見分ける3つの質問
料金表だけでは分からない部分を、無料相談で確認してください。
- 「プロフィール文は誰が書きますか?」——テンプレートに流し込むだけか、対話して作るか。ここが最も工数差が出ます
- 「お見合いの日程調整と会場予約は誰がやりますか?」——自分でやる相談所もあります
- 「断られた後、フィードバックはもらえますか?」——ここが機能しないと活動が改善しません
3つとも「あなたがやります」なら、それはオンライン型の価格帯であるべきです。仲人型の価格でこの答えなら、割高です。
年間総額シミュレーション(3タイプ比較)
1年活動して成婚した場合の総額を、モデルで比べます。
- 大手仲人型——初期15万+月2万×12+成婚料25万+お見合い料(月2件×8千円×12)=約83万円
- 個人仲人型(ことこと)——初期5.5万+月1.1万×12+成婚料22万+お見合い料0円=40.7万円
- オンライン型——初期3万+月1.5万×12+成婚料10万=約31万円
お見合い料の有無が総額に与える影響が、この比較でよく分かります。活動的な人ほど、お見合い料の有無が効いてくるのです。
「高い相談所ほど良い」は成り立つか
成り立ちません。価格と質の相関は、この業界では弱いのが実情です。大手の価格には店舗コストと広告費が乗っており、それはサポートの質とは別の要素だからです。
逆に、安い相談所が手を抜いているとも限りません。判断は価格ではなく、無料相談での具体性で行ってください。
よくある質問(追加)
途中で料金プランを変更できますか?
相談所によります。プランが複数ある大手では変更可能なことが多いですが、契約時に確認しておくべき項目です。
成婚料がない相談所のほうが得ですか?
一見得ですが、収益源が月会費のみだと「在籍が長引くほど儲かる」構造になります。相談所の利害とあなたの利害が一致しているかという視点で見てください。
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