婚活のお金の話は、意外と誰にも聞けません。「親に出してもらうのは恥ずかしいのか」「デート代はどちらが持つのか」——現場でよく受ける質問に、率直にお答えします。
この記事の結論
- 相談所の費用は本人負担が原則です。親の援助を受ける場合も、契約と決定権は本人が持つべきです。
- お見合いのお茶代は男性が支払う慣習が残っていますが、女性も財布を出す仕草は必要です。
- 料金表に載らない費用が年間15〜25万円かかります。写真代・お茶代・デート代・交通費です。
1. 相談所の費用は誰が払うのが普通?
本人が支払うのが最も一般的です。婚活は自分の人生の選択であり、自分で決めて自分で払うのが自然な形だからです。
ただし、親御さんが費用を援助されるケースも決して珍しくありません。特に20代の会員様では、初期費用を親御さんが負担されることがあります。「子どもの結婚を応援したい」というご家族の気持ちは、婚活の後押しとして機能します。
親の援助を受けるときの注意点
ひとつだけ注意があります。お金を出す人が、活動にも口を出したくなる構造ができやすいのです。相手の条件に親御さんの希望が強く反映されると、婚活はほぼ確実に停滞します。
「お金は出してもらう。でも相手を決めるのは自分」——この線引きを最初に共有しておくことをおすすめします。ご家族の理解を得る方法は親への伝え方の記事、同伴での相談は家族同伴相談の記事で解説しています。
2. 男女で費用は違う?
当相談所を含め、多くのIBJ加盟店では男女同額です。一部に女性割引を設ける相談所もありますが、業界全体としては同額が主流になっています。
ただし入会時の提出書類には差があります。収入証明は男性のみ必須(女性は任意)としている相談所が大半です。これは市場の慣習によるもので、必要書類の詳細は入会の流れと必要書類の記事にまとめています。
3. お見合いのお茶代は?
IBJの慣例では男性が支払うのが基本です。ホテルラウンジの飲み物は1杯1,200〜2,000円程度なので、2名分で3,000〜4,000円が目安になります。
女性側は「ごちそうさまでした」の一言を忘れずに。この一言があるかないかで、男性側の印象はまったく変わります。
なお、お見合い自体の費用(お見合い料)は相談所により異なり、1件5,000〜10,000円かかる社もあります。当相談所は何回でも0円です。
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料金調査の結果を見る4. 交際中のデート代の分担
ここに明確なルールはありません。現場で見ている限り、「男性が多めに持ちつつ、女性も出す姿勢を見せる」のが最も円満です。
大事なのは金額そのものではなく、お金に対する姿勢が見えることです。全額出してもらって当然という態度も、1円単位で割り勘を主張する姿勢も、相手には「結婚後の家計」を想像させます。デート代の払い方は、実は最も雄弁な自己紹介です。
真剣交際に入ったら、家計の考え方そのものを率直に話し合ってください。これは真剣交際の破局を防ぐ重要な工程でもあります。
5. 婚活の総予算はどう組む?
婚活費用は「なんとなく貯金から」ではなく、予算として設計することをおすすめします。
- 総額の上限を決める——「50万円・18ヶ月まで」など。上限が決まると途中の不安が減ります
- 活動費も見込む——相談所費用のほか、お茶代・デート代・服・写真で月1〜2万円程度
- 結婚資金とは分けて管理——婚活費用は、結婚資金の一部を「出会いの確実性」に前払いする行為だと考えてください
6. 「お金がなくて婚活できない」と感じている方へ
正直にお伝えすると、結婚相談所は安い買い物ではありません。ただ、次の順番だけは考えてみてください。
婚活にかける費用を惜しんで活動期間が2年延びた場合、失うのは金額ではなく2年という時間です。そして婚活市場において、時間は年齢という形で価値に直結します。費用の真実の記事で詳しく書きましたが、これは「高いか安いか」ではなく「何を買っているか」の話です。
その上で、予算的に厳しいなら自治体の結婚支援など安価な選択肢から始めるのも合理的です。無料相談では、そうした選択肢も含めて率直にお話しします。
よくある質問
親に費用を出してもらったことを、相手に言うべき?
言う必要はありません。ただ、真剣交際で家計の話をする段階になれば、金銭感覚や家族との関係性は自然と話題になります。隠すことではないので、聞かれたら正直に答えれば十分です。
成婚料が高くて不安です
成婚料は婚約に至ったときだけ発生する成果報酬です。逆に言えば、それまでは何ヶ月活動しても、お見合いを何回しても追加費用はありません。リスクの上限が計算できる構造だとご理解ください。
費用を抑えるコツはありますか?
最大のコツは活動期間の短縮です。準備(写真・プロフィール)に最初に投資して初速を上げるのが、結果的に一番安くつきます。
婚活費用の「見えないコスト」
相談所の料金以外にかかる費用を、1年分で整理します。
- プロフィール写真——1〜3万円(年1回)
- 身だしなみの初期投資——2〜3万円(髪・眉・服)
- お見合いのお茶代——男性の場合、月2件で年7〜9万円
- デート代——交際が始まると月1〜2万円
- 交通費——年1〜3万円
合計すると、相談所の費用とは別に年間15〜25万円程度を見込んでおくと現実的です。この数字を先に知っておけば、活動中に「思ったよりかかる」と焦ることがありません。
費用をめぐる価値観のすり合わせ
交際が進むと、お金の話は避けて通れません。真剣交際で必ず話すべき項目を挙げます。
- 家計の管理方法(共通財布か、別々か)
- 生活費の分担割合
- 貯蓄の考え方と目標
- 結婚式・新居にかける費用の感覚
- 親への援助の有無
この話し合いを避けたまま進むと、真剣交際での破局の典型的な原因になります。デート代の払い方は、この話し合いの予行演習でもあります。
お金の価値観が合わないと感じたら
金銭感覚のズレは、結婚後に最も摩擦を生む要素のひとつです。仮交際・真剣交際の段階で違和感を持ったら、無視しないでください。
ただし「合わない」と即断する前に、なぜそう感じたかを言葉にしてみることをおすすめします。育った環境の違いなのか、価値観そのものの違いなのか。話し合えば埋まる差なのか。仲人と整理すると、判断の精度が上がります。
よくある質問(追加)
デート代を全額出してもらうのは失礼ですか?
失礼ではありませんが、「出す意思を見せる」ことは大切です。財布を出す仕草があるかないかで、印象は大きく変わります。
婚活費用について相手に聞いてもいいですか?
相手がいくら払っているかを聞く必要はありません。ただし結婚後の家計の話は、真剣交際で必ず。
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