結婚相談所に入会すると、プロフィールの入力項目の多さに手が止まります。趣味、休日の過ごし方、結婚後の生活、相手への希望——どれも「何を書けば正解なのか」が分かりません。
この記事の結論
- プロフィールの大原則は全項目を埋めることです。空欄や「特になし」は、それだけで候補から外れる理由になります。
- 抽象的な形容詞を使ったら、その根拠になる行動を1つ添えてください。「優しい」だけでは情報になりません。
- 書き終えたら必ず第三者に見せてください。自分の魅力は自分にとって当たり前すぎて、書き漏らします。
この記事では、項目別のテンプレートと記入例を公開します。自己PR文の書き方は自己PR例文集にまとめているので、こちらは「その他の項目」を埋めるための実務ガイドです。
大原則:全項目を埋める
まず最も大事なことを。空欄はそれ自体がマイナス評価です。「特にありません」「普通です」も同様。読み手は「熱意がない」「隠したいことがある」と受け取ります。
逆に言えば、丁寧に全項目を埋めるだけで上位層に入れます。多くの人が面倒がってスカスカのまま活動しているからです。
項目別テンプレートと記入例
1. 趣味・興味
型:「◯◯(具体名)。きっかけは△△で、今は□□な楽しみ方をしています」
△ 悪い例:「映画鑑賞、読書、旅行」
◎ 良い例:「映画鑑賞。月2回ほど一人で映画館に行きます。話題作より、静かな邦画が好きです。おすすめを教え合える方だと嬉しいです」
ポイントは相手が会話を返せる余白を作ること。羅列は情報ですが、具体は会話のきっかけになります。
2. 休日の過ごし方
型:「平日は◯◯、休日は△△。〜な時間が好きです」
◎ 記入例:「土曜は朝に掃除と作り置きを済ませて、午後はカフェで本を読むことが多いです。日曜は近所を散歩したり、たまに京都市内の美術館へ。予定を詰め込みすぎない休日が好きです」
この項目は結婚後の生活を想像させる最重要項目です。読んだ相手が「一緒に過ごす週末」を思い描けるかどうかで、申し込みの数が変わります。
3. 性格・自己分析
型:「周りからは◯◯と言われます。自分では△△だと思っています」
◎ 記入例:「周りからは『落ち着いている』とよく言われます。自分では心配性なだけだと思っていますが、その分、準備を怠らない性格ではあります」
短所を少し混ぜると、人物像に立体感が出ます。完璧な自己紹介は、かえって信用されません。
4. 結婚後の生活について
型:「◯◯を大切にしたいです。△△については□□と考えています」
◎ 記入例:「共働きを想定しています。家事は分担して、お互いに無理のない形を一緒に作っていきたいです。住まいは京都・滋賀を考えていますが、相談して決められたらと思います」
断定しすぎず、しかし考えは示す。この温度感が最適です。「相手に合わせます」だけだと主体性がないと見られ、条件を並べすぎると窮屈に見えます。
5. 相手への希望
ここが最も差が出る項目です。条件の羅列は絶対に避けてください。
× 悪い例:「タバコを吸わない方、家事を分担してくださる方、年収◯◯万円以上の方」
◎ 良い例:「一緒にいるときに、無理に会話を埋めなくていい関係が理想です。価値観が全部同じである必要はなく、違いを話し合える方だと嬉しいです」
希望条件は検索条件の欄で設定できます。文章欄では「一緒にいる時間の質」を書くのが正解です。
6. 職業・仕事について
◎ 記入例:「市内のメーカーで品質管理をしています。細かい確認作業が多い仕事ですが、性格に合っていて10年続いています。残業は月20時間程度で、平日の夜も自分の時間は取れます」
職種名だけでなく働き方(残業・休日)まで書くと、生活リズムが伝わって好印象です。職業別の書き方は職業別の婚活戦略もご参照ください。
やってはいけない4つ
- 謙遜しすぎ——「こんな私ですが」は自信のなさとして伝わります
- ネガティブな経緯——「アプリで疲れて来ました」は初対面の場に不要です
- 要求リスト化——読み手が採点される気分になります
- 使い回しのテンプレそのまま——具体を自分のものに置き換えないと、お見合いで話が続きません
書き終えたら、必ず第三者に見せる
プロフィールの最大の罠は、自分では良し悪しが判断できないことです。あなたの魅力はあなたにとって当たり前すぎて、書き漏れます。
当相談所では無料プロフィール添削を実施しています。入会前でもLINEで送っていただければ、仲人の目で「もったいない箇所」をお返しします。他社やアプリで使っているプロフィールでも構いません。
よくある質問
プロフィールは後から変更できますか?
できます。むしろ月1回程度の見直しを推奨しています。活動の中で「この書き方だと伝わらない」と気づくことは多く、更新自体がシステム上「活動的な会員」というシグナルにもなります。
写真とプロフィール、どちらが大事ですか?
写真が先です。読まれる前に見られるからです。ただし写真で興味を持った相手が読むのが文章なので、両方が揃って初めて機能します。
正直に書くと不利になりそうな項目があります
不利に見える情報ほど、書き方で印象が変わります。実家暮らし(記事)、転勤(記事)、離婚歴(記事)など、それぞれ伝え方があります。隠すのではなく、伝え方を変えてください。
項目を埋めるときの共通ルール
どの項目にも当てはまる原則を3つ挙げます。
1. 抽象語を具体に置き換える
「優しい」「真面目」といった形容詞は、誰でも書けるため情報になりません。形容詞を使ったら、その根拠になる行動を1つ添える——これだけで文章が生きます。
2. 相手が返信できる余白を残す
完結した説明より、「聞いてみたい」と思わせる書き方を。「最近は出汁から取る味噌汁に凝っています」——この一文は、お見合いでの質問を誘います。
3. 否定形を避ける
「タバコを吸わない方」「◯◯は苦手です」——否定の表現が続くと、全体の印象が硬くなります。同じ内容でも肯定形に言い換えられないか考えてみてください。
書きにくい項目の埋め方
趣味がないと感じる場合
「趣味」を大げさに考えすぎです。散歩、動画、サウナ、料理、掃除——習慣化していることは全部趣味になります。大切なのは立派さではなく、生活が見えることです。
休日にすることがないと感じる場合
「予定を詰め込まず、ゆっくり過ごすのが好きです」——これも立派な回答です。同じ価値観の相手には、むしろ好印象になります。
相手への希望が思いつかない場合
条件ではなく、一緒にいるときの状態を書いてください。「沈黙が気まずくならない関係が理想です」といった表現で十分です。
プロフィール完成後のチェック
- □ 全項目が埋まっているか(空欄・「特になし」はゼロに)
- □ 写真と文章のトーンが一致しているか
- □ 3ヶ月以内の情報になっているか
- □ 第三者に読んでもらったか
特に2つ目——柔らかい文章に硬い写真、あるいはその逆——は、読み手に違和感を与えます。写真と文章はセットで設計してください。
よくある質問(追加)
プロフィールはどのくらいの頻度で見直しますか?
月1回程度の手直しを推奨しています。更新自体がシステム上「活動的な会員」というシグナルにもなります。
自己PRとその他の項目、どちらが読まれますか?
まず条件欄が見られ、興味を持たれたら自己PRが読まれます。両方が揃って初めて機能します。
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