「担当さんと、なんだか合わない気がして…」──他社で活動中の方からのセカンドオピニオン相談で、最も多い悩みがこれです。
この記事の結論
- まず切り分けが必要です。「相性」の問題か、「品質」の問題かで対処が変わります。
- 多くは要望を言葉で伝えるだけで解決します。連絡頻度や助言の量は、伝えなければ調整されません。
- 改善しない場合は担当変更、それも難しければ乗り換えを検討してください。判断ラインは活動データの停滞です。
相談所の婚活は、担当者との二人三脚。ここが噛み合わないと、料金分の価値は半分も引き出せません。同業として耳の痛いテーマですが、だからこそ正直に、対処法を段階別に書きます。
まず切り分け:それは「相性」の問題か、「品質」の問題か
「合わない」の中身は2種類あり、対処が異なります。
タイプA:品質の問題(客観的にサポートが不足)
- 連絡への返信が数日返ってこない
- プロフィール改善や申込戦略の提案が一度もない
- お見合い後のフィードバックがない
- 言った希望条件を覚えていない
タイプB:相性の問題(主観的な噛み合わなさ)
- 正論なのは分かるが、言い方がきつくて凹む
- 逆に、褒めるばかりで本音の助言をくれない気がする
- 年齢や性別が違いすぎて、本音を話しにくい
ステップ1:まず「要望を言葉で伝える」(タイプB はこれでほぼ解決)
意外に思われますが、相性の問題の大半は、要望を伝えるだけで解決します。「はっきり指摘してほしいタイプです」「まず共感してから助言してもらえると動きやすいです」──あなたの取扱説明書を渡すのです。プロの仲人なら、伝えられたスタイルに合わせられます。合わせる素振りすらなければ、次のステップへ。
ステップ2:担当変更を申し出る(複数担当制の相談所)
大手など担当者が複数いる相談所なら、担当変更は正当な権利です。窓口(お客様相談室など)に「活動方針の相性のため」と伝えれば、角は立ちません。気まずさを恐れて言い出せない方が多いのですが、相談所側にとっても、不満を抱えた退会より変更のほうがずっと良いのです。遠慮は不要です。
ステップ3:乗り換え(転籍)を検討するライン
次のいずれかに該当したら、環境を変える検討を始めていいラインです。
- タイプAの品質問題を伝えても、1ヶ月改善されない
- 担当変更の仕組みがない(個人相談所)、または変更後も同じ
- 相談所の方針そのもの(申込数の制限、高額オプションの営業など)が合わない
乗り換えの費用の考え方は費用の記事で書いた通り、サンクコストではなく今後の見込みで判断を。IBJ加盟店同士なら、活動感覚はそのまま持ち越せます。
「個人相談所で逃げ場がない」場合
ことことのような一人代表の相談所では、担当変更という選択肢がありません。だからこそ、入会前の無料相談で相性を全力で見極めてほしいのです。選び方の記事の基準7(この人に弱音を吐けるか)は、個人相談所選びでは文字通り生命線です。
そして、ことことで活動中の方へ。私に対する「合わない」も、遠慮なく言葉にしてください。伝え方の要望も、耳の痛い指摘も、あなたの成婚のための材料になります。
よくある質問
Q. 担当への不満を伝えたら、活動で不利に扱われませんか?
まともな相談所なら、あり得ません。むしろ要望を言語化してくれる会員は、サポートしやすい存在です。もし不満を伝えた後に対応が悪化したなら、それ自体が乗り換えの決定的なサインです。
Q. 担当者に恵まれているかどうか、比較対象がなくて分かりません
チェックリストとして、①月1回以上の能動的な連絡があるか、②あなたの活動数字を把握しているか、③断られた後に具体的な次の一手をくれるか。3つ揃っていれば、あなたの担当は上位です。大切にしてください(笑)。
Q. 他社で活動中ですが、相談だけできますか?
はい。無料相談はセカンドオピニオン歓迎です。今の環境で改善できることがあれば、乗り換え不要とはっきり言います。それが結果的に、一番信頼につながると知っているからです。
要望を伝えるときの具体的な言い方
「合わない」と感じたとき、多くの方は何も言わずに我慢するか、いきなり退会を考えます。その前に、伝え方のテンプレートを持っておいてください。
指摘がきついと感じるとき
「アドバイスはありがたいのですが、先に一度受け止めていただけると、素直に聞けそうです」
もっと踏み込んでほしいとき
「気を遣っていただいて恐縮ですが、改善点は率直に言っていただけますか。厳しくても大丈夫です」
連絡の頻度が合わないとき
「月に一度は活動状況を一緒に振り返る時間をいただけますか」
いずれも相手を責める形になっていない点がポイントです。担当者は敵ではなく、使い方が共有できていないだけ——この前提で伝えると、たいていの相性問題は解けます。
それでも合わないときの、乗り換えの実務
環境を変えると決めたら、次の順番で進めてください。
- 現在の契約内容を確認する——中途解約の条件、精算方法、返金の有無。契約書面に必ず記載されています
- 新しい候補先の無料相談を先に受ける——退会してから探すと、空白期間が生まれます
- 今の活動データを持参する——申込数・成立率・交際数の記録があると、新しい担当者が初日から的確な提案をできます
- プロフィールと写真は作り直す前提で——同じ内容で移っても結果は変わりません。環境を変える意味は、作り直す機会を得ることにあります
「担当者を変えたら成婚した」はよくある話
実際、他社から移ってこられて短期間で成婚される方は珍しくありません。ただし誤解のないよう補足すると、担当者が変わったから成婚したのではなく、担当者が変わったことでプロフィールと戦略が刷新されたからです。
つまり、今の相談所にいたままでも、写真を撮り直して文章を作り直し、申込先の分布を変えれば同じ効果が得られる可能性があります。乗り換えを検討する前に、まず「今の環境で全部やり切ったか」を確認してみてください。
相性を入会前に見極める3つの質問
そもそも合わない担当者に当たらないために、無料相談で次を聞いてください。
- 「私の弱点は何だと思いますか?」——具体的に答えられる人は、あなたを見ています
- 「うまくいかない時期は、どうサポートしてもらえますか?」——順調なときの話ではなく、停滞時の対応こそが本質です
- 「私には向いていない、と思ったら言ってもらえますか?」——正直に言える人かどうかが分かります
選び方の全体像は結婚相談所の選び方7つの基準にまとめました。
よくある質問(追加)
担当者を変えてほしいと言うのは失礼ですか?
失礼ではありません。相談所にとっても、不満を抱えたまま退会されるより、変更で継続いただくほうがずっと良い結果です。窓口に「活動方針の相性のため」と伝えれば十分です。
個人相談所で担当が代表しかいない場合は?
変更の選択肢はないため、要望を伝えて改善するか、乗り換えるかの二択です。だからこそ個人相談所は、入会前の無料相談での見極めが決定的に重要になります。
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